【床下の湿気で木材が腐っていないか】

台所に立つと、足元が底冷えしないか。これでは大変ですよ。昭島辺りでは、東京都心に比べて気温が4度程度も低くなるから、この住まいでは、寒くていられないよ、と現地調査の結果を口頭で伝えた。一、床下の地面の高さが基礎の外周の地盤より低くできていた。二、床フローリングの裏に断熱材の施工がなかった。三、外壁の断熱材が土台の上に達せず、壁の下に隙間があった。四、一階の天井裏にも断熱材が施工していなかった。断熱工事は設計図通りだったが、施工がまずいことが判明した。坪あたり70万円を越す工事単価で請け負っておきながら、これは許しない。言らに、床下換気孔が、最低条件の基礎の長き5センチ以下に1カ所という条件を満たしていなかった。また、床下の土も砂利混じりの掘削した後の残土で、清砂の敷き均しもなかった。したがって、床下に滞留した湿気は床を冷し、部屋全体を異常な寒さにしていたのだ。調査報告書に基づいて業者は、断熱工事を約束しているが、指摘しなかったら現状のままで強弁を繰り返し、施主の泣き寝入りを期待していたのだろう。特に行政区によっては、雨水を地面に浸透きせることを義務づけている所もある。そんなところでは、床下の地面が外周の地面より低く、床下換気孔が少ないと、床下に雨水が浸入し、最悪の居住条件が出来上がってしまう。

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